【StanSmith/スタンスミス】キレイめにも合うトレンド白スニーカー
数多あるadidasのスニーカーの中でも、大定番といえば「StanSmith/スタンスミス」ですよね!
街に遊びに行くと、絶対に誰か一人は履いてます。
そんなStanSmithですが、実は驚きの歴史と特徴をもっているのです。
購入を悩んでいる方だけでなく、すでに履いている人も、今回の記事を知識として持って帰っちゃってください!
記事の最後では、簡単な手入れの方法もご紹介します!
スタンスミスの起源
今では大定番のスタンスミスですが、最初は「HILLET/ハイレット」という名前でした。
ハイレットを履いて活躍したテニスプレイヤーが、スタンレー・ロジャー・スミスという選手で、それが「stansmith/スタンスミス」の語源になっています。
スタンレー・ロジャー・スミスとは
「スタンレー・ロジャー・スミス?誰それ?」と思った方も多いでしょう。
しかし、私たちは日常的にその顔を見ているのです。
それは、スタンスミスのシュータンに描かれてる、あのオジサン!
あのイラストこそが、スタンレー・ロジャー・スミスなのです。
このスタンレー・ロジャー・スミスですが、アメリカのカリフォルニア州生まれのテニスプレイヤーで、約10年間のプロ生活で通算100勝し、1987に国際テニス殿堂入りを果たした伝説的な選手です。
その後も超有名なテニスプレイヤーのコーチとして活躍し、テニス史のなかでも一際目立つ大物なのです。
そんなスタンレー・ロジャー・スミスが愛用していたスニーカーがスタンスミスで、1971年に発売されました!
StanSmith/スタンスミスはギネス記録保持者!?
スタンスミスをただの定番の白スニーカーだと侮ってはいけません。
実は、1971年に発売されたスタンスミスは、1991年の時点で全世界2200万足の販売数を記録し、「世界で最も売れたスニーカー」としてギネスブックに記録されました。その記録は2018年現在も抜かれることなく、販売数1位を取り続けています。
街であれだけ多くの人が履いているのもうなずけますね。なんてったってギネス記録を持つスニーカーなのだから。でも、どうして、発売から20年間で2200万足もの販売実績を残せれたのでしょうか?
次は、スタンスミスの魅力について触れていこうと思います。
StanSmith/スタンスミスの魅力とは?
スタンスミスは昔も今も変わらず、大人気の商品です。しかし、そんな人気を誇るのは、なにか理由があるはず。その理由を徹底解剖していきます!
ガラスレザーを用いた飽きのこないデザイン
スタンスミスは基本的に2色で構成されていて、アッパーはレザーのみ。つま先から踵までスニーカーとして最低限の装飾しかないため非常にシンプルな作りをしています。アッパーに使われているレザーはガラスレザーといって、鞣した牛革をガラス板などに貼り付け乾燥させ、その後表面だけを削り、合成塗料などで光沢感を出す、といった製造過程で作られています。よく、ガラスみたいだからガラスレザーという、といった間違いをしている方が居ますが、ガラスレザーの名前はその製造方法に由来しています。エナメルのような光沢感を出し、レザー特有の経年変化を楽しめるガラスレザーはシンプルなスタンスミスにぴったりな材料ですね。スタンスミスはビンテージ品から現行品まで多くの商品が売り出されてきましたが、形こそ少しずつ変化しているものの、このガラスレザーだけは一貫して同じです。それだけレザーにこだわりを持っているのでしょう。
サイドの通気口
スタンスミスのサイドには、ベンチレーションホールという通気口がデザインされています。発売された当時、レザーのテニスシューズに通気口があるものが画期的だったため、大きな反響を生みました。私も最近まで気づかなかったのですが、この通気口はadidasのトレードマークである3本ラインになっています。デザインに拘りながら実用性も妥協しない、そんな企業姿勢がスタンスミスの魅力を生み出したのかもしれませんね。
(実物を見たことがないのですが、ビンテージのものと現行品では通気口の大きさが違うそうです。ちょっとした豆知識でした。)
シュータンに描かれたオジサン
スタンスミスのデザインの中で、一番特徴的なのがシュータンでしょう。シュータンには、オジサンの顔が描かれています。先程も言ったとおり、これがスタンレー・ロジャー・スミスです。このデザインは今も昔も変わりません。
adidasショップとABCマート
スタンスミスはadidasショップとABCマートで売っているものの材質・値段が違います。値段で見ると、adidasショップのものが16000円でABCマートのものが8000円です。材質は、前者が天然の革を使っているのに対し、後者は廉価な革が用いられています。また、前者がシワ感のある加工がされてあるのに対し、後者はツルッツルです。履き心地は前者が柔らかく、後者がカッチリとした印象でした。正直パット見ではどちらがどうなのかは分かりませんが、長く履く予定があって、革の経年変化を楽しみたい方はadidasショップのものをオススメします。ABCマートのものは、合皮を使っていることもあってキレイな経年変化は生まれません。もちろん、財布との相談もあると思いますが、私はadidasショップのものをオススメします。
簡単なお手入れ方法
靴のお手入れ方法は別記事で詳しく紹介しますが、今回は今すぐできる簡単なものを紹介します。基本的に履き終えた後が大切なので、これから説明することは履いた日の夜に行うことをオススメします。
まず、シューツリーを差し込みます。シューツリーの材質は出来れば木のものを使ってください。靴の形を整えるだけでなく、木なら湿気取りの役割も果たしてくれるからです。シューツリーを差し込んだら、馬毛ブラシで軽くホコリと汚れを落としてください。スタンスミスはレザーが用いられているので、付着したホコリがレザーの水分を吸収してしまうと、革割れの原因にもなります。長く履くためには履いた日のお手入れにかかっています。面倒臭がらず、5分程度スタンスミスに割いてみましょう。そして、いちばん大切なのが買ってすぐの防水スプレーです。ABCマートで靴用の防水スプレーが販売されているので、それを使ってください。防水スプレーは水だけでなく汚れも防ぎます。大体10回履いたらスプレーをかけ直してくださいね。
汚れの予防と、形直しとホコリ落とし。これだけで何もしないよりだいぶ変わります。是非是非試してみてください!
おわりに
今回はスタンスミスの紹介でした!
持っていない方は、是非お近くのadidasショップ、ABCマートに試し履きしに行ってみてください!
販売実績でギネス記録を持っている理由。その足で体感しましょう!!
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