京王観光がキセル乗車!その手口や方法、仕組みや今後の対応は?
京王電鉄の子会社「京王観光」が不正にキセル乗車をし、総額2億円の詐取をしていた疑いがあるそうです。
観光会社が鉄道会社に対し、キセル乗車が出来るもの何でしょうか?
しかも、京王観光の親会社は京王電鉄。鉄道会社です。
2億円余りの詐取をどのようにして行ったのか。
これから京王観光、はたまた京王電鉄はどのような対応をするのか
今回はそのあたりを考察していきます!
1.そもそもキセル乗車って何?
「キセル乗車」という言葉に聞き馴染みのない方も多いでしょう。
「キセル乗車」というのは、電車の無賃乗車です。
よくお金のない学生が犯行に及んでしまい、ニュースになっていますね。
では、言葉にしてみれば単純な「キセル乗車」で、どうやって2億円も詐取したのでしょうか。
電車賃なんて、高くても1万円は超えません。
実は観光会社だからできるある方法で2億円をせしめていたんです。
2.2億円の詐取をした手口・方法は?
では、本題に入ります。
今回「京王観光」がキセル乗車で方法は、、、、
大手観光代理店にだけ使用が許可されている、「マルス」という発券機があります。
「マルス」は、なんと0円発券ができるんです。
これは、旅行客のやむを得ない払い戻しの時間を削減するための機能なのですが、京王観光はこれを悪用しました。
0円発券を行い、乗車が確定したとき、有料発券に切り替える手続きをしなければならないのですが、京王観光はそれをわざとしなかったそうです。
有料発券の切り替えて続きをしなければ、鉄道会社側の売上には計上されません。
だから、例えば、10人の団体ツアーなら、5人分だけきちんと発券し、残りの5人分を0円発券で済ます。
そうすると、5人分の鉄道代金が浮くので、この繰り返しで2億円の詐取をしたみたいです。
でも、1つ疑問が浮かびます。鉄道会社は京王観光に切符の有無を確認しなかったのでしょうか?
切符の有無を確認されたときのために回数券を持っていた!?
なんと、京王観光さん。
鉄道会社に切符の有無を確認されたときのために、旅行客分の切符回数券を常に持ち歩いていたそうです。
つまり、不正を疑われた時も上手く言い逃れ出来るようにしていたのです。
なんて用意周到なんでしょうか。もう完全に詐取しにかかってますよね。
悪意100%の言い逃れできない犯行です。
3.京王観光の今後の対応は?
さて、キセル乗車の言い逃れができない状況の京王観光ですが、今後どう対応するのでしょうか。
ちなみに親会社の京王電鉄は100%関与を否定しています。
僕の予想では、京王電鉄が何かしら指示をしていたと想います。
子会社がしていることを、親会社が何も知らないなんてありえるでしょうか。
加えて、2億円もの計上利益をあげていて。
しかし、京王観光の株価は暴落とまではいわずとも、下がってきていますし、上層部のクビは免れないでしょう。
評判がダダ下がりの京王観光。今後の経営は危うそうですね。
4.おわりに
大手観光会社の大スクープでしたが、これ以上に不正が出てくるだろうと予想しています。
2億円の詐取は序章に過ぎない。
親会社の不正も暴かれる
遠くないうちにそうなりそうですね
さて、今回いちやく有名になった「キセル乗車」ですが、みなさんは絶対にしないよう気をつけてください!
学生の方なら、退学は免れません。
なぜか世間的に窃盗よりも罪が重い印象です。
今後の京王観光に要CHECKです!!
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